- Bicycle
- LiliumT
市販品のTSUNAMIで組んださくら号。 非常にベーシックなフレームで乗りやすさも最高。 ですが,性能的にいうと物足りない。 でも,求めるスペックのリカンベントは市販品としてこの世に存在しない。 じゃあ作ろう。始まりは自作だったじゃないか。 というわけで作ったのがLiliumTなのです。 ここでは主に使用状況を記録しています 製作記録はSteadyCat.Works.からご覧ください。
トラス構造を変形させたような形で構成したフレームです。 縦剛性は確保したつもりでしたが,意外とフレーム全体の剛性は軟く, 走行中の地面からの突き上げは信じられないほどマイルドでした。 滑らかに路面をトレースしていく感じはシルキーライド。 非常に気持ちよくツーリングが出来ます。
一方,横剛性はパイプ径が細いために軟く,クランクを踏み込んで チェーンテンションが上がると,チェーン側に弓を引いたように撓みます。 なので,強く踏み込んでも爆発的に加速するわけじゃありません。 でも,加速感はリカンベントらしい速度の上がり方をします。
ハンドリングついては,直進安定性を高めに設定しているので, 安定した挙動を示します。一方で,少し広い所ならばその場で くるくる廻ることも可能です。
最終走行距離は1500kmとちょっと。 初めて作ったカーボンフレームにしては, 優秀な記録だったんじゃないかと自己満足しています。
さて,今ではもう分解してフレームだけになっていますが, LiliumTで得られたデータと情報は,LiliumUにまるっと受け継がれています。 剛性の確保やチェーンマネジメント,ボルトなどのアクセサリマネジメントまで, ありとあらゆるノウハウをこのLiliumTはもたらしてくれました。 本当にすばらしい車両でした。 手作りでこれを作り上げるのは中々大変でしたが,とりあえず作ってみることが 非常に大事だとわかった一台でした。
Deore LX FC-M563 42-32-22 | ||||||||||||||||||||||||
Deore LX FD-M781 | ||||||||||||||||||||||||
Deore LX RD-T780 | ||||||||||||||||||||||||
Deore CS-HG81-10s 11-34T | ||||||||||||||||||||||||
CN-HG54 3セット | ||||||||||||||||||||||||
PD-A600 | ||||||||||||||||||||||||
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Campagnolo TT Brake (Front・Rear) | ||||||||||||||||||||||||
PROMAX 157A Brakelever |